入院し退院後落ち着いていたうつの症状が再発

強いうつの再発

躁うつ病と診断されて10年以上が経過した現在、小さな躁とうつの波を繰り返しながら、比較的穏やかな生活を送れるようになりました。日常生活においてはほぼ支障なく、以前のように必要のない電話をかけまくったり借金をして買い物やギャンブルをするようなこともありません。

 

そして1日わずか4時間のパートですが仕事をするようになり、なんとか社会復帰ができるようになりました。

キッカケは父の死

葬儀場
もう自分は服薬さえきちんとしていれば、普通の人に近い生活ができると自信がついてきていたのですが、それが崩れる事態が起きました。それは父の死でした。
私の自宅のすぐ近くにある実家で母と2人住まいをしている父が3年前にすい臓がんの告知を受け、入退院を続けていました。本人はがんであることが知らされた後も至って元気で、抗がん剤治療も自宅から自分で車を運転して病院に通っていたのですが、ある日突然容体が悪化し、最期は肺炎を起こして亡くなりました。

 

その父の最期を見届けたのは私でした。

 

個室で私が泊まり込みで看病していたのですが、夜も咳がひどくて一睡もせずに痰の処理をした挙句、翌朝静かに息を引き取りました。

 

そのことがショックでひどいうつ状態になり、仕事にも行けない毎日が続きました。食欲もなく、ただ昼間からお酒を飲むだけのような日々がしばらく続きました。

 

精神科で相談をすると、うつにアルコールは良くないとのことで、まずお酒を控えるように指示されました。そこでシアナマイドという水薬を処方されました。これは肝臓に作用してアルコールの処理ができなくなるようになり、ほんのわずかのお酒を飲むだけですぐに酔いが回って、それ以上体がアルコールを受け付けなくなるという薬です。これを1週間続けてアルコールを断ちましたが、それでもうつが治らないので、さらにパロキセチンという抗うつ薬が処方されました。

 

こうして1か月が経過し、現在ではほぼうつの症状が治まり、仕事も通常通りできるようになりました。

 

次ページ:薬の副作用について